高崎の名所と伝説




以前、【肉さらい】を書いた折、参考文献にさせて戴いた、


田島武夫著【高崎の名所と伝説】。


初めて読んだのは、9歳か10歳の頃でした。



首塚

むかし、高崎城つき五万石といわれる村々のなかのある村でのことである。

殿様の命を受けた検見(毛見)の役人が来た。その役人の検見のやり方ははなはだきびしく

農民たちの哀訴嘆願を聴き入れなかった。

そこでこれを恨んだ農民は同志を集めて役人二人をおそい、殺してしまった。

殿様は激怒した。そして報復の機をねらっていた。

正月四日農家では、遠くに嫁にいった女たちも、その日は里帰りするのが例になっていたから、

その部落出身の人たちはみんな実家に帰って、水入らずの正月をたのしんだ。

殿様はそこをねらって、兵を出して一部落を包囲、

農民をみなごろしにした。

しかも首と胴と別々に切り離して埋めてしまった。

このことは一部落みなごろしだから、だれも知らず、どこへももれないはずだった。

ところが、たまたま用事があってそこからもれていた一人があって、事があらわれてしまった。

そのことをあわれみ、その霊をとむらうため、明治三十四年村民が記念碑を立てて慰霊祭をおこなった。

そこは首を埋めたところで、「首塚」または切干塚といっている。



[小豆とぎ]

いまから百年も前には何となくうす気味がわるく、

急ぎの用でもない限り、夜お堀ばたを通る人はまれである。

鐘つき堂のわきには小さな川が流れていた。

そこに小豆とぎばあさんがいて、夜おそくアズキをとぐという。

たしかにアズキをとぐような音がする。暗やみでよくわからないが、


小豆とぎやしょか  人取って食いやしょか ショキショキ


ということらしい。



このほか、狐、狸、狢が出没し、“尻切り魔”と呼ばれた通り魔が現れ、


悪たれをついた坊主の首を抜いた“首ぬきエンマ”や、


シグルイ】の主要人物・駿河大納言 徳川忠長の墓所がありますよ。



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