2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

石川球太【ウル】は全5巻で完結?

【牙王】や【人喰鉄道】といった、大自然と人間との闘いを描いた作品や、 【冒険手帳】【おもちゃの作り方】【遊びのガキ大将】といった「20世紀ブックス」シリーズでも有名な 漫画家・石川球太が「週刊少年チャンピオン」で連載していた、傑作漫画【ウル】…

キワモノ映画(褒め言葉)

雑誌【オカルト時代】の裏表紙などに、広告として掲載されていた、 キワモノ映画の数かず。東宝東和の映画ばかりではありません(笑)。 アーネスト・ボーグナイン主演の【魔鬼雨】(まきう)。原タイトルは【悪魔の雨】。 「恐怖の雨が人間を溶かす! もし…

謎と神秘・四次元の世界を探る、オカルト時代

1976年から77年にかけて、みのり書房より出版されていた雑誌【オカルト時代】。 僅か8号で廃刊という末路を迎える事になってしまった本雑誌ですが、 これが無ければ、いまだに存続し続けている 世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン【ムー…

綾瀬はるかの、めくらのお市

女優の綾瀬はるかさん(23)が女性版「座頭市」を演じる 映画「ICHI」(曽利文彦監督)の完成披露試写会が東京都内で開かれた。 初めて本格的な時代劇に出演し、殺陣を体験した綾瀬さんは 「うまくなっていくほど楽しくできました」と話した(後略)。…

ブックデザイン ミルキィ流作者: ミルキィ・イソベ出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2008/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 37回この商品を含むブログ (12件) を見る〈盗作〉の文学史作者: 栗原裕一郎出版社/メー…

ルチオ・フルチのゾンビ2

ジョージ・A・ロメロの【ゾンビ】(死の夜明け)にあやかって製作された、 イタリアの映画監督ルチオ・フルチによるゾン映画【ゾンビ2】、 邦題は、【サンゲリア】。いまだに、何でこんなタイトルになったのか訳がわかりません。 その犯人は、ダン・オバノ…

真崎守の描く水滴の輪郭と光沢

「週刊少年チャンピオン」に連載されていた、 田中光二原作、真崎守作画の【エデンの戦士】。 真崎守が描くロボットや、太陽、水滴などは、 その頃の少年マンガの絵とは全く異質で新鮮で、 良く模写したものです。 秋田書店からの単行本は、とうの昔に絶版で…

のろい屋しまい

連載時は全く知らなかったのですが、 本屋で見かけて、その帯に書かれた 鶴田謙二&西島大介 2人が惚れた脅威の画力!! という惹句に、躊躇する事無く、購入しました ひらりん【のろい家しまい】。 舞台は、魔法や呪いが存在する時代の或る世界。 “呪い屋”…

手塚治虫の複眼魔人と松本零士

手塚治虫談「とにかく、この「旋風Z」をかいていたころのぼくは、 編集者にとって、悪魔であり、不逞の輩であり、天下一のペテン師であり、 指名手配、前科十三犯、住所不定の流れ者だったわけであります。 A社の編集長、S社の編集者など、ぼくを「ウソ虫…

女を弄んだ男は少女になって……

可愛い顔で油断させて、悪質な100人斬りの女たらし阿美健一郎。 痴情のもつれから女に刺され、崖の上から海に転落……。 自称天才科学者であるカタリナによって不死者として蘇った健一郎は、 身体は男のままながら、“アミ”と名付けられ少女として生きる事にな…

異常事件を調査する異常能力のおまわりさん

ガロ出身の漫画家・大越孝太郎による、 最新短編連作集【猟奇刑事マルサイ】。 被虐性と加虐性と擬似屍姦を扱った「生前葬儀祭」 閉鎖空間の夫婦を扱った「プロジェクトX・挑戦者たち“地底の星”」 人体欠損願望を扱った「恍惚の女医」 人間椅子を扱った「人…

テキサス・チェーンソー大虐殺

邦題【悪魔のいけにえ】。 この映画を初めて視たのは、うろ憶えですが…… 多分、東京12チャンネルで放送していた『木曜洋画劇場』でした。 でもその時は、ラストシーンしか視る事が出来なかったのです。 被害者でただ独り生き残った女性を追い掛けて来たレザ…

腐敗政治を風刺しちゃうゾ

外務省と防衛庁が、 イラク南部サマワ入りした陸上自衛隊先遣隊の調査実施前に 「治安情勢は比較的安定」と結論を先取りした報告書を作成していたことを示す内部文書が 29日、明らかになった。 共産党の赤嶺政賢氏が衆院イラク復興支援特別委員会に示した…

彼のスタンドは、バンボロ!!

シェルブールの雨傘もといセシールの雨傘

何故か会社にCDアルバムがあったので、自動的にiTunesに入れて、 先日外出した際にiPod、で聴いていた曲に混じって、聴こえてきた、 飯島真理の♪セシールの雨傘 当時も飯島真理にはあまり興味無かったのですが、 この曲は何かで聴いて、記憶に残ってました。…

6人のけらいと王子様と光姫様と

ドイツのグリムどう話の『六人のけらい』は、 地きゅうのうらまでも見ることのできる目をもった目ききや、 とおくの音を聞くことのできる耳ききが、かつやくするお話です。 六人のけらいの力をかりた王子さまが、 「海の中のゆびわを見つけなさい」、 「三百…