鉄の処女と悪魔の花嫁
ハンガリーの貴族バートリー家の伯爵令嬢エリザベートは、悪魔の花嫁と呼ばれ、
ドイツ製の拷問器具【鉄の処女】を用いて、600人以上の女を殺害したとされています。
一説には、その頭に二本の角が生えていたとか、
殺した女(処女)の血を浴びて若さを保とうとしたとか、
様々な逸話がありますが、真実の程は不明です。
当時の貴族が平民の娘を何百人殺しても、貴族自身が死刑になる事は無かった様で、
エリザベートは、自らの城に幽閉されたまま、その常軌を逸した生涯を閉じました。
日本の中世でも、農民や臣下の者を悪戯半分に大量虐殺した君主がいたそうですから、
和洋問わず、偉い人の残虐性は、おんなじですね。
石原豪人画伯の、この悲愴ながらも悩ましい被害者女性の描写は何て素晴らしいのだろう。
(【吸血鬼百科】)
早乙女門土「ほんとうは たたかいたいから たたかうんだ!」
「ころしたいから ころしたんだ!」
「いわば たいくつしのぎだ!」
身堂竜馬「この きちがいめ!」
(ガクエン退屈男)