2006-05-29 おんな極悪帖 その藩では、気違いの殿様(岸田森)を巡って、様々な陰謀が画策されていた。 女郎上がりの腰元(安田道代)は、悪徳旗本(佐藤慶)、色男剣士(田村正和)、 昔馴染みの奥医師(小松方正)、生臭茶坊主(芦屋小雁)などを巻き込んで、 藩を自らの手に掌握しようとする。 岸田森の、気違い笑いをしながら平気で人を殺す気違いっぷりが見もの。 佐藤慶「仕掛けは揃った。さあ、もうすぐだ、お前の好きな、地獄極楽、覗きからくりが始まるぞ」 (1970年製作 大映作品/谷崎潤一郎原作・池広一夫監督)