ウルトラマン展
芦花公園の世田谷文学館へ、【不滅のヒーロー ウルトラマン展】を観に行きました。
今年3月に行われた【大伴昌司の会】でも御会いした元NHK山登プロデューサー司会のもと、
元週刊少年マガジン編集長の内田勝さん、シナリオライターの桂氏の鼎談を拝聴しました。
大伴昌司という特異な人間の、今まで知らなかった部分などがお聞き出来ました。
また、展示会に飾られた【ウルトラQ】の台本集の表紙など、日頃滅多に見られないものも拝見出来ました。
イベントの締めとして、【ウルトラQ】の1エピソード『海底原人ラゴン』が上映されました。
この話は、大伴昌司が原案・脚本に加わり、後に【ウルトラマン】にも登場するラゴン(等身大)がゲストキャラクターの回です。
何故か今まで未見だったのですが ………… これは、大伴昌司の名を冠する様なものではありませんでした。
着想やプロットは別として、演出、撮影、編集、役者の演技など、どれをとっても【ウルトラQ】のエピソード中、最低ランクのものでしょう。
『育てよ!カメ』や『カネゴンの繭』、『2020年の挑戦』、『あけてくれ!』など、今視ても全く色褪せていない名エピソードもあるので、
矢張り、製作者側の手腕の違いは、はっきりと出てしまうものなのだなあと痛感した次第です。