講談社のディズニー名作絵話



ふしぎの国のアリス


ありすという かわいい おんなのこが いました。


ありすが、おねえさんに、ほんを よんで もらって いると、


どこからか ことりの こえが きこえて きました。


(中略)


「ああ、いそがしい。ああ、いそがしい。」


そう いって 一ぴきの しろうさぎが かけて きました。


(中略)


なみだの うみから やっと きしべへ あがりました。


「ぺぽ ぺぽ げぇら げら。」


どどと いう、 へんな とりが いわの うえで うたって います。


(中略)


きちがいの ぼうしやと、 ちゃいろの あばれうさぎが、 


おちゃを のみながら おおさわぎを して いました。


ありすの すがたを みつけると、 おおごえを あげて よびました。


(中略)




「ああ、 ゆめで よかったわ。」


ありすは うたを うたいながら げんきに いえへ かえりました。(おわり)