パプリカ
今の角川書店では無く、中央公論社から発行されていた頃の【marie claire】。
その雑誌に連載されていた、筒井康隆の夢探偵長篇小説【パプリカ】。
【パプリカ】をリアルタイムで読みたくて、重い重い【marie claire】を毎号買っていました。
この【パプリカ】が、今敏監督の手により、アニメーション映画になり、縁あって、試写会で観る事が出来ました。
《原作から改変されたもの》
島寅太郎:精神医学研究所の所長・兼・理事長→理事長は兼任しておらず、所長のみの役職
乾精次郎:精神医学研究所の副理事長→理事長
能瀬龍夫→消失
研究所内の政治的駆け引き・陰謀→消失
千葉敦子、時田浩作のノーベル賞授賞→消失
千葉敦子、時田浩作と、マスコミとの接点→消失
時田の家族→消失
粉川の悪夢の原因→…………
“ラジオクラブ”→…………
乾の野心、欲望→…………
…なんか、今敏監督の前作(TVシリーズ)【妄想代理人】を観ている様でした。
ううん…………………………………………………………………………………………
粉川は、“こがわ”だとばかり思ってた……。“こなかわ”かぁ…。