つげ義春さんとの二時間半
久し振りに、つげ義春さんにお会いしました。
待ち合わせ時間の10分前に、喫茶店に着いたのですが、つげさんは既にいらっしゃっていました。
「店の前が駐車禁止になったから、駅の向こう側に停めてある。歩いてここまで来なくちゃいけないから早く着いた」との事でした。
インタビューを度々申し込まれるが、全て断られている とか(著名作家との対談企画などもあったそうです)、
プレイステーション3は、まだソフトが出揃ってないから買うのはもう少し待った方が良いか?とか、
最近お気に入りの面白い写真を撮るカメラマンの話とか、
色々なお話をさせて戴き、気が付くと、あっという間に二時間以上が経過。
今回のお打ち合わせに臨み、サインをお願いしていたのですが、
最近は、あらかじめ短冊にサインしたものを渡しているとのことで、
花模様をあしらった短冊を戴きました。
持参した小学館の【つげ義春選集】には、付録として、“紅い花”キクチサヨコの金属しおりが付いていたのですが、
つげさんは、このしおりを見るのは初めてだったそうです。「こんな物があるのか」と驚かれていました。