AVギャルらしくないところで面白いAVギャル


2006年の6月に、ふとした切っ掛けでその存在を知り、愛読している、鈴木杏里さんのブログ。


鈴木杏里さんはAVギャル(別名・AV女優)なのですが、


そのブログの文章は、助平系とは全く関係無い独特な魅力に溢れたもので、


選ぶテーマの中には、1960年代から1980年代にかけての漫画が数多く出現し、


彼女が結構、こゆい(=濃い)漫画ファンである事が判ってきます。


鈴木杏里さんの年齢は、22歳。ショウビズという幻想の世界で仕事をされているので、恐らく何歳かは差異があるとは云え、


60年代〜80年代の漫画をリアルタイムで読んできた世代では、絶対にありません。


彼女が、独特な選択と視点で語る文章は本当に面白くて、何度も眼から鱗が落ちる想いがしたものです。


そんな鈴木杏里さんの文章力に眼をつけたのでしょう、この春から雑誌「サイゾー」でコラム連載が始まりましたが、


どうも“助平な文章”を書かせようという編集部の意向が鼻についてしまい、どうにも面白くありません。


つーか、ブログの方が決定的に面白い。


AVギャルなのだから、助平なテーマを与えて仕事をさせる、クズの様な考えはやめるべきでしょう。


鈴木杏里さんのところへは、似た様な依頼(助平小説とか助平コラムとか)が幾つかオファーされているかとは思いますが、


そんな糞仕事を頼む人たちは、彼女が著す文章の本質が全く見えていな事は明らかです。




↓こんな絵を描くひとに、何でわざわざ、Hなテーマを与えるの? 本当に、馬鹿じゃないの??



鈴木杏里さんが、ちまちまと描き続けているという『ビックリ人間トビ助』を読みたいです。