時をかける少女にときめかなかった理由
遅ればせながら、アニメ映画版【時をかける少女】を視ました。
良く出来た作品ながら、最後に涙腺がゆるまなかったのは何故か、考察してみました。
オトコ役がヘタ、ドヘタ。
芳山和子を原田知世が演じていない。
(角川春樹プロデュース大林宣彦版【時をかける少女】は無かった事にしたいのでしょうけど、
映画製作は、兄弟喧嘩の手段では無いッ!!)
真琴がタイムリープを使う事に罪悪感や後ろめたさが無い。
(ラスト近くへのギャップにはなっているのですが、それにしても面白可笑しく使い過ぎです)
主人公たちに焦点が当てられ“過ぎていて”、彼らに感情移入出来なかった場合、作品世界にのめり込めない。
やはり、オトコ役のヘタさ加減が……
仲里依紗は物凄く好演していて、昨年の新人賞をとっていないのが不思議な程であるのに。
大林宣彦版【時をかける少女】のラスト、エンディングも含めて、
視返す毎に涙腺が緩んでいた身としては、どうにも納得がいかない訳であります。
……予告編が一番泣けた映画も、久し振りです。
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