スカラベとダニとマイク・ウォレス



NHK深夜に、ファーブルの番組宣伝をやってました。


ファーブル昆虫記は、小学一年生か二年生の時に読んだ本で


(初めて読んだ長篇小説は、コナン・ドイルの【バスカヴィル家の犬】でした)


第1巻は、“フンコロガシ”でした。




糞を喰う虫というイメージは“汚い”という概念とは全く結びつかず、


球形にされた糞、洋梨型の糞を後ろ脚で運ぶフンコロガシを、かっこいいとさえ思っていましたね。



その後、妙な形をした虫に惹かれ続け、


図画工作の授業で、人の顔に酷似した形状のダニを描いたりしました。






今夜の【60ミニッツ】(CBSドキュメント)も“アンコール特集”。


「さらばマイク・ウォレス」と題した引退時の企画番組の再放送でした。


若かりし頃に番組で共演していたバーブラ・ストライサンドへのインタビューも久し振りに、再び視ましたが、


この時のウォレスは本当に、意地の悪い、単に嫌なジイさんでした。


精神分析なんて無駄な事、まだやってるのか?」とか「映画製作時、スタッフとうまくいかなかったらしいね」とか…。



自分でも流石に反省し、カメラに向かって、「バーブラ、すまない」と謝ってました。


そして、ウォレスが【60ミニッツ】を去る際に云った最後の言葉は、


グッドナイト&グッドラック」でした。



グッドナイト&グッドラック」は、


CBSのキャスターであり、マイク・ウォレスが敬愛してやまないエドワード・R・マローが、


番組【See it now】の最後で、必ず云っていた決め台詞です。




完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上

完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上

完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下

完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下

グッドナイト&グッドラック (ハヤカワ文庫NV)

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グッドナイト&グッドラック 通常版 [DVD]

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