チャールズ・ドジソンが生み出した処女の怪物
1976年に著した【キャロル イン ワンダーランド】。
その冒頭で、高橋氏は
「ルイス・キャロルが子供のために書いた二つの童話【不思議の国のアリス】【鏡の国のアリス】は、
いまや子供の手から奪われて、あらゆる年齢のひとびとのものとなってしまった感がある。
(中略)しかし、このへんでいちど【アリス】の呪縛から解放されてみてもよいのではないか。
キャロルという人間は、二つの物語を書いただけではなく、もっともっといろんなことをやったのである」
と記されておりますが、この二つの物語は、いまだに、様々なものに影を落とし続けています。
現在のゴスロリは、アリスのイメージ無くして成立し得なかったでしょう。
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