醜いのとヘタなのは別です
うつゆみこさんの日記で知った、松井えり菜さん。
リアルでありながらデフォルメした自画像を
異様なもので飾られている、一度視たら忘れられない絵です。
強烈な絵なので、人それぞれ好き嫌いはあるでしょうけれども、
それにしても、どの絵も底抜けに明るいのは、どういった按配でしょうか。
こちらは、会社のスタッフに教えて貰った、吉野辰海氏。
犬の彫像を多く作っているので(随分風変わりな犬ですが)、
「犬がお好きなんですか?」という質問に、
「吊った犬が好きなんだ」と答える素晴らしさ。
お二方の作品とも、万人に受け入れられるものではありませんが、
そこには、独自の表現がきちんと織り込まれています。
真実に醜いのは、絵を描くのが得意では無い、もしくは好きではないにも関わらず、
“アーティスト”を“商売している”人たちです。