昆虫おもしろブックを読んで虫への愛を深めました



矢島稔氏と松本零士氏の共著【昆虫おもしろブック】の古書(文庫版)を


ネットで入手しました。


元々、本著は名シリーズ【21世紀ブックス】の一冊で、


小学生の時分、夢中になり、中のイラストを何度も模写したものです。


(「ハイルバッタラー!」と叫ぶ兵隊バッタの絵は、


今でも、そらで描けます)



今は、別の出版社(知恵の森文庫)から同じく文庫版が出ています。


虫たちの特異な生態を、矢島稔氏の詳細かつ判り易い文鳥と、


松本零士氏の素晴らしい絵で紹介しています。


コオイムシの雄が、卵を背中に産みつけられ、孵化するまで守るものの、


幼虫が誕生した瞬間、それを餌と認識してしまい、


ムシャムシャと喰われてしまうという、誠におそろしい絵が……。


背中にびっしり付着した卵、それを破って出てきている幼虫。



今みても、背中がムズムズします。