キワモノ映画(褒め言葉)




雑誌【オカルト時代】の裏表紙などに、広告として掲載されていた、


キワモノ映画の数かず。東宝東和の映画ばかりではありません(笑)。


アーネスト・ボーグナイン主演の【魔鬼雨】(まきう)。原タイトルは【悪魔の雨】。


「恐怖の雨が人間を溶かす!


もし、この世に悪魔がいるなら、この物語はすべて事実である」


などという、訳の判らないキャッチコピーがついています。


【魔鬼雨】は、「女の60分」の映画紹介で視たなぁ。




恐怖・怪奇・悪霊 ドキュメンタリー映画【超常現象の世界】。


「あなたには、《この映画》が信じられますか?


底知れぬ謎につつまれた驚異と戦慄。世界初の四次元現象ドキュメント!」


この映画【超常現象の世界】の白眉は、空中浮遊する土人の呪術士ですが、


まあ人間が2メートルも浮かび上がるなんて事、今では誰も信じませんね(当時も?)





【生きてこそ】で有名になった、


アンデス山中旅客機遭難事故の顛末を追ったドキュメンタリー映画


アンデスの聖餐】。


1972年10月13日の金曜日


南米のウルグアイからチリに向かったチャーター旅客機が消息不明になった。


乗っていた学生ラグビーチームと応援団の40名、他に5人の乗員だ。


2週間に渡り捜索活動が続けられたが、発見出来ず打ち切られた。


ところが70日後、16人だけが生還したのだ!!


飛行機はアンデス山中に墜落して大半は死亡、


しかも雪の中とあって生還したのは奇跡である。


この遭難事件は記憶に新しいところだが、


それが更にセンセーショナルな話題になったのはその後だ。


彼らが記者会見で


「チョコレートを食べて生き残った」


と云ったのは嘘であり、実は人肉を食べていた事を、ある新聞がすっぱ抜いたのだ!!