スタンリー・キューブリックの怖い音




スタンリー・キューブリック監督作品【シャイニング】のサウンドトラックLPを聴きました。


このサウンドトラックは国内のCDでは確か発売されていなくて(以前にはあったかもしれませんが)


キューブリックの映画を集めたCDで、何曲かを聴く事しか出来ませんでした。


収録されているのは、


1.メインタイトル“シャイニング”

(表記はありませんが、ベルリオーズ幻想交響曲】より“怒りの日”を


本作の音楽家ウェンディ・カーロスがシンセサイザーで編曲したもの。


あまり関係ありませんが、この“怒りの日”は重層な響きがスリラー映画と相性が良いらしく、


【シャイニング】以前、モノクロのスリラー映画のオープニングでも使われてました。


“骸骨ナントカ”いう映画)


2.ロッキー山脈(ウェンディ・カーロス)


3.ロンターノ(リゲティ


4.弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽バルトーク


5.ウトレンニャ キリストの埋葬(ベンデレツキ)


6.ヤコブの目醒め(ベンデレツキ)


7.デ・ナトゥラ・ソノリス第2番(ベンデレツキ)


8.ホーム(ヘンリーホールとグレン・イーグルス・ホテル・バンド)

ラストの♪真夜中、星々と君 では無く、ボールルームでかかっていた曲。



ライナーノーツは、今野雄二氏です。


(前略)


とりわけその現代音楽への理解力が印象的なキューブリックが、


今度の新作でお好みのリゲッティやバルトークと共に、


ポーランドの前衛音楽家ペンデレツキを大々的に取り上げている事実は、しかし、興味深い。


他でもにあ、オカルトフィルムのこれまでの最高峰として余りにも有名な、


あの【エクソシスト】の音楽も、マイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ』のテーマを除いては、


このペンデレツキの音楽が全編を支配していたからなのである。

(後略 1980年8月)




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