かんなぎは権利元からの要請に因り放送中止になりました(BS11)
倉田英之 構成、アニプレックス制作の、神様シリーズ第2弾【かんなぎ】。
(第1弾は、“神様で中学生”の【かみちゅ!】)
原作は武梨えり、監督は、【らき☆すた】の監督を、諸事情に因り途中降板した、山本寛。
そんな大人の事情とは関係無く、面白く愉快で、クオリティの高いアニメーションです。
あらすじ)
地区展に出品する木彫りの精霊像を作り終えた美術部員の御厨仁(みくりや じん)。
すると、その精霊像が突然顕現し、女の子になって動き・喋り出した!
「あなたは、樹の精霊さんなんでしょうか?」
電波な事を尋ねる仁に対し、その女の子は
「わらわこそ、この大地の母なる産土神(うぶすながみ)じゃ」
彼の予想の右斜め上の答えを告げる。
随分と気軽に現れた神様に戸惑いつつ、彼女の依代となったご神木の事情を説明する仁。
そして、彼女を襲うケガレと呼ばれるその土地の不浄物。
人には触れられぬケガレに成す術のない残念な自称神様だったが、仁は割と簡単に
そのケガレを掴み、何事も無かったかのようにポイっとしてしまう。
「なんでじゃーーーーーーーー!!」
そう言いながら綺麗な弧を描き、彼のみぞおちにかまされたローリングソバット。
落ち込む神様、戸惑う仁。
そして、落ち込む神様に訪れたリベンジの刻。
自ら作った特殊な武器を持ち、ケガレに挑もうとする神様。そして彼女は叫ぶ
「美少女土地神ウブスナガミ! ケガレは根こそぎ許さない!」
なんとも言えない気持ちになる仁に脇目も振らず、リベンジを果たす神様。
そして告げられる。
「わらわはナギ。この神樹と同じ名じゃ。」
神様ナギは、蒼い髪の美少女という外見なので、
「急に見知らぬ美少女とふたりっきりで同居する事になった男子高校生」
という王道の設定ですが(スーパーに下着を買いに行く場面もあり)
オーソドックスな展開では終わりません。
毎週土曜日夜が楽しみ(TOKYO MX、今いち映り良くないけど)