最近の携帯電話の待受画面








エクソシスト2】を視て、古代バビロニア(古くはアッシリア)の悪魔“パズズ”を検索していたら、




“ベルゼブブ”に行き当たり、最近の待受画面をこれにしています。


ベルゼブブ (Beelzebub)は旧約聖書『列王紀』などに登場する異教神。


ベールゼブブとも表記される。新約聖書にもその名がみえる。


この名はヘブライ語で「ハエの王」を意味する。


本来はバアル・ゼブル (????? ??????)、即ち「気高き主」あるいは「高き館の主」という意味の名で呼ばれていた。


これは恐らく嵐と慈雨の神バアルの尊称の一つだったと思われる。


シリアのパルミュラのバアル神殿遺跡でも高名なこの神は、冬に恵みの雨を降らせる豊穣の神だった。


一説によると、バアルの崇拝者は当時オリエント世界で広く行われていた、豊穣を祈る性的な儀式を行ったとも言われる。



しかしヘブライ人たちは、こうした異民族の儀式を嫌ってバアル・ゼブルを邪教神とし、


やがてこの異教の最高神を語呂の似たバアル・ゼブブすなわち「蝿の王」と呼んで蔑んだという。


これが聖書に記されたために、この名で広く知られる様になった。


この為にヘブライ人他の説では、この神は崇拝者たちの間で蝿の造り主であるとみなされ、


中東でよく見られる蝿を制御できるためこの名前がつけられたともいわれる。


蝿の飛び方か羽音によって神託を与えると考えられていたという説もある。


また、蝿はよく食べ物に集ることから


豊穣の象徴とする考えが各地で見られることも、


豊穣の神が蝿の王となった要因と思われる。


Wikiより)


この様に、聖書に登場する悪魔は、それより以前の宗教で神とされるものを貶める為に、


無理矢理、その役割を担わされている訳です。


パズズも、熱病やイナゴといった災厄をもたらす“風の神”だった訳で

(古代宗教では、神は畏怖すべき恐ろしい力を持った存在で、


必ずしも人々を幸せにしてくれる存在が神では無かったのですね)


それを神に敵対する悪魔として、悪魔をよせつけない為に、神を信仰しましょうという流れになる訳です。


仏教でも「悪い事をすると地獄に堕ちる」と云って、説教したりします。