ラルフ・バクシのウィザーズ





【フリッツ・ザ・キャット】【指輪物語】の監督として知られる、ラルフ・バクシ、1977年の作品【ウィザーズ】。


日本では劇場未公開で、TVでは放映したのですが、結局未見です。


今と違って、30年前は、劇場未公開の映画がソフト化される事なんてまずあり得ないので、


こうやって「誌上公開」されないと、内容が全く判らないのでした。


(「誌上公開」していたムック本【指輪戦争ファンタジイ】)


これは、世界の覇権をめぐって、テクノロジーと魔術パワーのあいだにくりひろげられる、


永遠の戦いの輝ける記録である。


核戦争の果てに……地球は大爆発……。


だが、ホロコーストから200万年が経過するあいだに、放射能に汚染された地球にも、


新しい生命系が育っていた。ミュータント化した妖精や、モンスターたちの世界である。


ミュータントのなかには、魔法の力を身に付ける者もあった。


テクノロジーにかわって、魔法が地球を支配していたのだ。


モンテガーの国では、平和が続いていたが、そこに、双子が生まれた。


ふたりは、ミュータントの魔法使いとして育っていくが、やがて……。


心の優しいアヴァターと、邪悪なブラックウルフの魔法使いの兄弟は、ことごとに反目していたが、


ついに魔法合戦の末、ブラックウルフが破れ、彼はスコーチの国で復讐を誓うのだった。


そして……。