こどもの城青山円形劇場提携公演【櫻の園】

吉田秋生原作、じんのひろあき脚本、堤泰之演出の舞台【櫻の園】を観ました。

（26日のマチネは“月組”公演）

志水部長：福井未菜

倉田知世子（ラネフスカヤ）：山崎真実

城丸：妹尾友里江

久保田先輩：水瀬あいみ

真由美：松本理沙

和代：原田京

貴美子：松本麻衣

志摩子：森由佳

中野敦子：丸山葵

真理子：藤森真衣奈

加奈子：市山京香

敦子のおねえちゃん：三田あいり

里美先生：小西美帆

【櫻の園】舞台版を観るのは初めてですが、本当に心地よい、いつまでも浸っていたい時空間でした。

山崎真実が、白島靖代のコピーに見える瞬間があって（声が嗄れている所為もあり）、

もうちょっと女っぽくても良いのではないかなぁと思ったりもしましたが、

ラストに近付くにつれ、その凛々しさ故に弱々しさが際立ってきました。

志水部長役の福井未菜は、全く知らない女優でしたが、

だんだんと志水部長そのものに見えてきて、大健闘でした（これは役得もあるのかもしれません）。

杉山役が、映画版と較べると、あまり目立たなくなっていて、残念でした。

（芳賀優里亜があまりにも女の子だという事もあったかも）

ああ、“星組”公演も観たくなってきた……。

昨年リメイクされた【櫻の園】は、脚本がじんの氏では無く、またオスカーが内容に口を出したなどと聞いたので、

結局観に行きませんでした（2008年に公開された邦画の中では、記録的な大コケだったよしww）。