阿修羅立像、当初の姿は……





芸術新潮】2000年2月号の特集「仰天日本美術史『デロリ』の血脈」


>「デロリ」とは何か?

>それは、濃厚で奇っ怪、卑近にして一見下品、猥雑で脂ぎっていて、

>血なまぐさくもグロテスク、苦いような甘いような、

>気味悪いほど生きものの感じを持ったもの……

岸田劉生が“発見”した「デロリ」の美は、古くからさまざまな時代にマグマのごとく噴出し、

>日本美術史の整然たる流れをかき乱す!



天平彫刻の傑作、興福寺の〈阿修羅立像〉を制作当初の姿に復元してみれば、

>剥落の進んだ現状とは大違いのド派手さにびっくりだ!

>復元模造像 昭和60年(1985)
>制作=財団法人美術院 奈良国立博物館




亜欧堂田善【両国真景図】(1805年頃)。


洋風画家である亜欧堂田善が描いた両国の点景画ですが、


この少し顔の歪んだ侍(楳図かずお【14歳】の双生児兄弟を思わせる風貌です)、


7頭身もありますw




河鍋暁斎【処刑場跡描絵羽織】(1871年以後/京都府立総合資料館蔵)。


ほか、月岡芳年の絵も、勿論紹介されてます。



芳年―狂懐の神々

芳年―狂懐の神々

江戸昭和競作 無惨絵―英名二十八衆句

江戸昭和競作 無惨絵―英名二十八衆句

別冊太陽 河鍋暁斎

別冊太陽 河鍋暁斎

河鍋暁斎 (岩波文庫)

河鍋暁斎 (岩波文庫)

河鍋暁斎戯画集 (岩波文庫)

河鍋暁斎戯画集 (岩波文庫)