ポン・ジュノの【マザー】

現代韓国の三大映画監督のひとり（ふたりはキム・ギドク、パク・チャヌク）、

ポン・ジュノの最新作【マザー】を観ました（邦題【母なる証明】）。

http://www.hahanaru.jp/

↓本作を観るつもりのある方は、以下読んではいけません↓

＞静かな田舎道で起こった女子高生殺人事件。

＞事件の容疑者として逮捕された息子の為に、母親は奔走を始める。

【殺人の追憶】同様、警察の無能ぶりが描かれますが、

本作が決定的に違うのは、事件の真相が、息子を溺愛する母親に因って暴かれるという点です。

そして、その真相は、母親ひとりだけの胸に秘められる事になるのです。未来永劫。

ウォンビンってこんなに演技うまかったんだなぁ、

こんな役柄（サバン症候群の青年役です、レインマンですな）出来るとは思ってもいませんでした。

ポン・ジュノ、本作では常連役者を全く使わず、新境地を開こうという意欲がみてとれ、それは確かに成功しています。

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