ポランスキーのゴーストライター
ネタバレあり〼
ポランスキーの映画を劇場で観るのは「ナインズゲート」以来、
スクリーンで観たのは『フランティック』以降の
『ビター・ムーン』『死と乙女』『ピアニスト』の5本だけでした。
(ビデオで『反撥』『袋小路』『ローズマリーの赤ちゃん』『マクベス』『チャイナタウン』『テナント』、
TVで『水の中のナイフ』『吸血鬼』で、『テス』は途中で挫折、『パイレーツ』と『オリバー・ツイスト』は未見)
『ピアニスト』は本来のポランスキー作品とはやや違う意味で高く評価され
アカデミー賞まで穫ってしまった“感動作”だと思われている様ですが、
この映画を観て初めて、何故ポランスキーが〈密室=閉ざされた空間〉の映画を創り続けているのか
漸く判った気がしたのでした。
(閉ざされた中庭、其処に侵入して来るナチ、其処で繰り広げられる惨劇、独り取り残される=生き延びてしまう主人公)
今回の『ゴーストライター』は正調なサスペンス映画の態をしてはいますが、
いつものポランスキー映画の要素がたくさん入っており、
ラストまで観て、冒頭の会議の場面をもう一度反芻すると、物凄く怖くなるのです。
主な舞台も孤島という閉ざされた空間で、
其処から漸く抜け出せて故郷ロンドンに戻って来れた挙句に、あの様な事態に………。
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