ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ

邦題『裏切りのサーカス』。

ゲイリー・オールドマンを始め、

コリン・ファースやマーク・ストロング、

ジョン・ハート（老けてて最初イアン・マッケランかと思った）など、

みんな“いい顔”したオヤジばかりで、これだけでも楽しめます。

それに説明セリフが殆ど無く、最初ストーリーの行方を追うのが大変だけど、

それも直に判ってきて、実に映画らしい瞬間を何度も見せてくれるのです。

説明なんてホントいらないね、映画には。

それにしても出てくる役者全員、一見して性格や素行が想像出来る個性的な面がまえばかりで、

日本の役者は、こういった“いい顔”の人たちが次々と居なくなっているのが実にさびしい。

【人狼】みたいにアニメーションなら出来るんだけど今や誰もやらないよなあ。

21世紀の今、勝新とおにいちゃんと成田三樹夫と天知茂と沼田曜一と郷硏治との共演が観たいですよ。

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)

Tinker Tailor Soldier Spy/裏切りのサーカス[リージョンA]

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