幕が上がらなくてもいい






平田オリザ原作という事で秘かに期待して劇場に臨んだものの

(平日夕方の回とは云うもののヒルズの小さなシアターで、10人ちょい位の入り)


冒頭から主人公のナレーションで心情吐露(説明)が延々続く構成にゲンナリ


しかも「突然のアクシデントに主人公は何を思うのか?! どう対処するのか?!」の場面はナレーション一切無し、


感動を強いる音楽がジャンスカ鳴って、ちぐはぐ感が10,000%。


手紙を主人公が読んでいて、それが手紙を書いた人物のナレーションに変わる手法って………昭和でも恥ずかしくて出来なかったよ!!


本作の脚本家、本当に【桐島、部活やめるってよ】を手掛けた人と同一人物?


とてもとても【櫻の園】【リンダリンダリンダ】に並ぶ様なレベルの映画ではありませんでした。


逆にほっとした。


黒木華に10点差し上げます。



幕が上がる (講談社文庫)

幕が上がる (講談社文庫)

幕が上がる (講談社青い鳥文庫)

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幕が上がる

幕が上がる