COCO出身

【おけつ と おしり】

ミッキー「というわけで始まりました、『わたしのおけつがガケっぷち』」

まきブー「おけつ（笑）」

ミッキー「だって書いてあんだもん」

りえきち「『おしり』にしなさい」

【犬の糞】

まきブー「『みなさんは、うずまきウンコを見たことがありますか？　ぼくはあります。

しかも犬のうずまきウンコです。小学生の時、友達の家で見ました。

犬小屋のすぐそばにうずを巻いたそれは置かれていて、犬はそんなことを気にもせず

ドッグフードをぱくついていました。

多分ソフトクリーム屋でバイトしているその飼い主が、犬がウンコを出そうとしているのを持ち上げて

くるくる回転させて作り上げた作品だと思います』

……… ちょっと、やだわ〜、こんなお下品なこと〜」

まきブー「だけどちっちゃい頃ってさあ、すごくちっちゃい頃ってさ、外で遊んだりするとさ、

ドロだかウンチだか良くわからなくってさ、踏んじゃったりとかさあ、したことあるよねえ？」

ミッキー「あるよね〜」

はねチー「な〜い」

ミッキー「あるよね〜」

はねチー「な〜い」

ミッキー「それもおっきくなってからあるでしょ」

はねチー「な〜い」

ミッキー「みんな、忘れてるでしょ」

はねチー「な〜い」

ミッキー「ここに居るんだよ、おおきくなって、ハワイでしかも、はまってしまった人が」

はねチー「きゃ〜」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【おとうさんの眉毛】

りえきち「うちのおとうさん一本だけ長いのがあんの、まゆげ。一本だけ長いんだよ」

はねチー「一本だけ？ 抜かないの？」

りえきち「抜かないよ」

はねチー「抜かないんだ」

りえきち「痛いじゃん、だって抜いたら（怒）。バカ」

はねチー「そんな〜（泣笑）」

【何が欲しいか、はっきり云え】

りえきち「『二人の甘い夜も更けてきました。そろそろ帰らなければ。ふたりは駅に向かって歩いています。

でも、ほんとうはもう少し一緒にいたい。

その時あなたはどうする？』」

1. 『今夜はもう少し一緒にいたいわぁ』とはっきり云う。

2. 次から次へ話題やなぞなぞをふっかけて彼を釘付けにする。

3. さり気なく、濡れた瞳で訴える。

4. 多分恥ずかしくて云えないのでその日は帰る。

はねチー「あたしは3番だな」

まきブー「訴える。……やらし〜」

りえきち「やらし〜。えりちゃんたら大人ね〜」

まきブー「技、知ってるわよね〜」

りえきち「どうやるの〜？」

はねチー「なんで技なのよ〜（笑）」

りえきち「お・と・な」

はねチー「だって、みんな思ってても、云えないじゃないゼッタイに」

ミッキー「だから恥ずかしくて帰る（笑）」

はねチー「帰ったら後悔するでしょ？　例えば濡れた瞳で」

ミッキー「じゃあただ単に、じーッって気付かないかなあ？」

まきブー「なんか欲しいんですか？って感じ」

りえきち「そうそう」

はねチー「それは、だって欲しいんじゃない」

りえきち「……何が欲しいの？」

ミッキー「（呆）……何が欲しいの？」

りえきち「ピー（笑）。何が欲しいのッ。何が欲しいのッ（笑）。えりちゃぁんッ」

はねチー「みんな何を勘違いしてんの？　だってこれは……」

まきブー「何が欲しいの？」

りえきち「だって、ただ一緒にいたいだけだよ」

はねチー「そうでしょ、だから、彼が、彼に居て『欲しい』んでしょ？　

ほら、彼に居て『欲しい』『欲しい』んでしょ？」

りえきち「こじつけよね〜」

ミッキー「素直になりなさい」

まきブー「やっぱおとなは小技をきかすのよ」

（JOQR "STAY WITH DREAM " ）