カマキリの飼い方
【どんな虫か】
日本にはカマキリのなかまは九種います。大きさが10センチにもなるオオカマキリや3センチくらいのコカマキリ、
それにその中間ぐらいのハラビロカマキリなどです。
メスは、オスよりもやや大きくて腹も大きく、オスほど活発に動きまわりません。
【どのようにしてとるか】
夏の初めごろ、草むらの上に幼虫がいます。
草むらの上を、あみで、よこになでるようにすくうと、とれます。
夏の終わりごろになると、生けがきや、低い木のしげっているあたりで、親をみかけます。
金あみか、ビニルのふくろに追いこんで、つかまえます。
※手でつかまえると、アブナイぞ
【こんなことに注意しよう】
入れ物は、口の広いビンか、水そうなどを使います。
底にすなをしいてから草や小えだをさしこみ、遊び場にします。
ときどき、きりをふいて、土にしめりけを、あたえるようにしましょう。
また、ひとつの入れ物に、一ぴきだけ入れて、飼いましょう。
二ひき以上、入れますと、共喰いするからです。
※マヨネーズのビンでも、すめるよ!!
※ペロリ 共喰いしちゃうぞ!
【どんなエサがよいか】
カマキリは完全な肉食性ですので、ハエやチョウ、バッタなどをやります。
なるべく生きたエサをあたえますが、死んだものでも、口にもっていけば食べます。
ただ、たいへんな大喰いですから、多量にあたえることです。
(『ペットの飼いかた』)