吸性魔エリカ
1971年公開の、イタリア製エロチカ映画『吸性魔エリカ』(原題は『ERIKA』)。
(紹介文より)精神は子供だが、肉体はもはや熟れ切った16才の少女エリカに、
レナードとルカという名の兄弟が恋のさや当てを展開。
エリカはどちらとも決めかね、迷っていたのだが……。
実際の物語は、性に奔放な少女エリカが、休暇で訪れた家の兄弟三人を誘惑し、
その家庭を崩壊させてしまうというものの様です。
エリカ役はパトリツィア・ヴィオッティというひと。
この映画を紹介していたキワモノ雑誌。
【海辺の素肌に花を飾ろう】
冬の海は思ったほど寒くなかった。凍るように冷たく寒いものと思っていただけに、妙な気持ち。
あの逞しく男性的な肉体を想像させる岸壁も荒波もなく、雲間から時おり顔のぞかせる太陽だけが甘い(原文ママ)。
私はサデスティクな気持ちになり(原文ママ)、自分を自分で虐めたくなった。
女の心はマゾなのかしら。ロングブーツに脚を締めつけられ冬ざれの海に向かって裸になるなんて……。
だが太陽は美しく燃えて、私の素肌を包み、愛撫を重ねる。