ポチの告白、観て来ました
新宿ケーズシネマへ、【ポチの告白】を観て来ました。
http://www.grandcafepictures.com/pochi/
三週間程前、友人が行った時は、その回の客は四人程だったそうですが、
あちこちで取り上げられていた事もあり、土曜午後の回は、三分の二程が埋まってました。
あらすじ) 所轄警察署の巡査・竹田八生(菅田俊)は、
タケハチと呼ばれ、市民と上司に信頼される実直な警察官だった。
ある日、刑事課長・三枝(出光元)に認められ、刑事へと選抜昇任したタケハチ。
同じ頃、妻・千代子(井上晴美)との間に待望の娘も生まれ、
人生の転機に喜びを感じていた。だが、三枝の部署で刑事として一線に立つタケハチは、
実直ゆえに三枝の不透明な命令にも盲目的に従い、後輩刑事の山崎(野村宏伸)と共に、
やがて気がつかないうちに警察犯罪の主犯格となっていく……。
3時間少しある長尺なのですが、飽きる間も無く、物語は展開していき、
警察組織は何ひとつ浄化されず、クライマックスへと突入していくのです。
ひとつだけ不満だったのが、作品内の警察官が因縁をつける相手や、
彼等に抵抗する人間が、どれもこれも素行の悪いチンピラまがいの連中ばかりで、
酷い目に遭っても、同情する気持ちがこちらに芽生えないのです。
作品自体が素晴らしいのは確かだし、
恐らく、2009年、幾つか映画賞を取るのではと思うのですが……。
本当に悪そうで味のある面構えをしていて、笑いましたw
それにしても、腹が減る映画だったなぁ。
上映時間が長いという事もあったのかもしれませんが、
とんかつ、そば、すき焼きなど、本編に登場する日常的メニューが
本当においしく思えるのです。
今夜は、とんかつか、そばか、すき焼きを食べたかったなぁ……。