ここ一週間で読んだ本（マンガ）

以下、順不同です。

古屋兎丸【幻覚ピカソ】

……連載時も読んでましたが、まとめて読むと面白さもひとしお。

（ジャンプスクエアで読んでいるのは、これと、藤子不二雄(A)先生のエッセイマンガだけです）

熊谷蘭治【嘆きの天使】

……一度見たら忘れられない強烈な絵柄、そしてどうしようも無い袋小路的な話です。

絵柄も話も全く類似点ありませんが、何故か速星七生を連想しました。？？？

高寺彰彦【悪霊】

……既に20年以上前の作品ですが初見でした。デビュー作【FOGGY GOBLN】も凄かったけど、

この作品も“ジャパニーズホラーの原点”と呼ばれるに相応しい素晴らしさです。

今敏は、大友克洋から以上に、高寺彰彦から影響を受けているのだなあと再認識しました。

日野日出志【地獄の子守唄】

……このマンガは、我々世代のトラウマになった作品なのですが、

個人的に全く記憶にありませんでした。

同時に併録された【恐怖列車】は小さい頃に読んだ記憶があって、今読んでも本当に怖いです。

（ほか【わたしの赤ちゃん】【蔵六の奇病】）

佐々木倫子【チャンネルはそのまま！】

……北海道のローカルテレビ局に就職したヒロイン。

その脳天気さ（バカ）で図らずも良い仕事をなし遂げてしまうという大爆笑マンガ。

細野不二彦【電波の城】と同じ雑誌（ビッグコミックスピリッツ）で連載というのが凄いです。

とり・みき【ロボ道楽の逆襲】

……実験マンガ家の中編、短編を収録したもの。

毎度毎度、良くもまあ、色々新しいアイディアを考えつくものです。

よーん。

杉浦日向子【百物語】

……九十九の、不思議で怖くて哀しくて可笑しい短編集。【百日紅】も読みました。

いがらしみきお【sink】

……ネットで配信していた、いがらしみきおのモダンホラー。

恐怖には、きちんとした理由づけなど要らないと思い知りました。

たがみよしひさ【私立北鳳高校K.I.E.】

……今思えば、この頃既に、たがみよしひさは、病み始めていたのではないでしょうか？

史上初のRPGマンガとして始まった本作も、編集部との軋轢のせいか、読者がついてこれなかったかで、

全くの尻切れトンボ、打ち切りで幕切れという残念な残念な結末を迎えています。

【精霊紀行】みたいな掌編、また描いて欲しいです。

幻覚ピカソ 1 (ジャンプコミックス)

嘆きの天使 (1) (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ)

悪霊 (Legend archives―Comics)

地獄の子守唄 (マジカルホラー (3))

チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

ロボ道楽の逆襲 (CUE COMICS)

百物語 (新潮文庫)

Sink 1 (バンブー・コミックス)

Sink 2 (バンブー・コミックス)

私立北鳳高校K.I.E. (ノーラコミックス・デラックス)