2006-03-26 シンシナチ・タイムズ 古賀新一描く「骨無し人間」の図。 ケンタッキーの山奥に住むその男 ヘクター・デイビスは骨が軟らかくなる奇病にかかってしまったと云う。 デイビスの躰に樽を転がすと、平たい板の様になってしまった!とシンシナチ・タイムズの記者は記している。 この「骨無し人間」ヘクター・デイビスの事は、手塚治虫も『バンパイヤ』に引用している。 おどろおどろしいこの絵とは全く違い、手塚治虫はデイビスを「麦ワラ帽にパイプ姿のケンタッキーの田舎者」とし、 明るい陽光の中で真っ平らになる様を、ユーモアを交えて描いている。