ガンダム特別版はガンダムにあらず



劇場版 機動戦士ガンダム特別版・全3編を観た感想を書きます。


既に6年以上も前に発売されたので、今更だとは思いますが、書かずにはいられませんでした。



酷い。酷過ぎる……。



“特別版”としてこのパッケージが発売されるにあたって、音声が全て切り替えられています。


ザクの機動音、地面を踏み締める音、ビームライフルの発射音などの効果音が全て、軽く、かるーくなっており、


キャストも、全て新録音。そのせいで、ガンダムの世界を隅々まで刷り込まれた人にとっては違和感の連続。


BGMの使い方も無茶苦茶で、【哀・戦士編】の佳境、ジャブローでの攻防シーンに井上大輔の名曲『哀・戦士』が流れません。


エンディングの、ホワイトベースジャブローを発進する際、ピンクフラミンゴの群れが舞うシーンで、『哀・戦士』が……。


【めぐりあい宇宙編】で、アムロとララアが初めて出逢う大事な大事な場面に、『ビギニング』無し。


ラストシーン、アムロがア・バオ・ア・クーを脱出するシーンで流れるBGMのちぐはぐさには、悲しみや怒りを通り越して爆笑です。



この【特別版】に関わった全てのスタッフ、そして、この改悪を全て許した“総監督”富野由悠季


なめるな。


ガンダムで30年近くも喰ってるんだから、もっと真面目に仕事しろ。





さすがゴッグだ、段ボール持ち歩いて怪訝な顔されても、何ともないぜ


http://webrider-action3821.hp.infoseek.co.jp/matomesite/off3/repo1.html