2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

吸性魔エリカ

1971年公開の、イタリア製エロチカ映画『吸性魔エリカ』(原題は『ERIKA』)。 (紹介文より)精神は子供だが、肉体はもはや熟れ切った16才の少女エリカに、 レナードとルカという名の兄弟が恋のさや当てを展開。 エリカはどちらとも決めかね、迷っていたの…

コンドールマンさァん

正式タイトル『正義のシンボル コンドールマン』は、1975年に放送された、川内康範原作の特撮テレビ番組です。 『コンドールマン』といえば、物凄い歌詞の主題歌や、人間の欲望そのままの悪役、 周りの人から疎まれ責められる様が、いい程度に鬱陶しい三矢源…

をんな絵師

水彩絵具で、淡く可憐な絵を描き続けている、片山若子。 彼女の絵は確かに可愛らしいのですが、キャラクターにおもねらず、媚びない真摯な姿勢で描かれています。 既に何冊もの書籍の表紙に使われていますが、その全てに違和感を抱いてしまいます。 片山若子…

リスベート・ツヴェルガー

ウィーン出身の世界的な絵本画家である彼女の絵は、 淡い色彩と、固定観念にとらわれない強烈な描写で、 今までの絵本の世界に新しい風を吹かせ続けています。 心地よい不意打ちとでも云うべき彼女の絵を見ていると、 レオノール・フィニの、一見優しそうで…

スーパーロボット(R)

1973年から1974年にかけて放映された、 宣弘社製作の特撮テレビシリーズ『スーパーロボット レッドバロン』。 ロボットらしいフォルムに深紅のボディという、小学生の心を掴むのに充分な魅力を備えていた【レッドバロン】ですが、 何といっても、主題歌が印…

死が ふたりを 分かつまで

『ザ・フライ』『クラッシュ』『スキャナーズ』など、変態系映画をカナダで撮り続けている、 “三人のディヴィッド”の内のひとり、デヴィッド・クローネンバーグの『DEAD RINGERS』(邦題『戦慄の絆』)。 一卵生双生児のエリオットとビバリーは、産婦人科医…

アリス・イン・ヴォーグ

アリスにナタリア・ヴォディアノヴァが、 各キャラクターたちにファッションデザイナー連が扮した、不可思議で面白い写真。 撮影は、アニー・リーボヴィッツ。 アリスと一緒に落ちているのは、白兎役のトム・フォード。 樹の上で赤白のボーダーを着て笑って…

獣姦・山勘・第六感

スタンリー・キューブリックの【シャイニング】の、元になったであろう美術作品。 双生児姉妹は、ダイアン・アーバスの有名な写真。 こちらは、ドロテア・タニングの、奇怪な巨大ぬいぐるみと人間女性との情交を描いた絵画。 それにしても、少しネットの海を…

実在の人物・団体と大いに関係があります

イタリアのエロ映画 “ LAVERA STORIA DELLA MONCA DI MONZA ” 邦題は『尼僧の背徳』。配給は、ジョイパックフィルムでした。 ジョイパックは、ソフトコアポルノSF映画“ フレッシュ・ゴードン ” も配給してました。 これは“ キング・コング ”では無く、邪悪…

これを機にロリコンはやめまして……

2005年のベストセラーであり問題作、吾妻ひでお『失踪日記』が手塚治虫文化賞の大賞を授賞しました。 あじましでお「このような、手塚先生のお名前を冠した名誉ある賞を授賞しましたので、 これを機に、ロリコンはやめまして、 酒もやめまして、 真っ当に生…

例のばけもの(半笑い)

既にあちこちで紹介されてますが、元タカラジェンヌ、今はNHKの歌のおねえさん はいだしょうこ画伯の、物凄い絵。 スプーがハロウィンの悪魔みたいになってしまった通称「例のばけもの」は 個人の方がフィギュアとして製作し、 YAHOO!オークションにも出品さ…

タキシード着てデュエット!!

ある方の日記を拝見していて、思い出した【KOJO-12000】の“DUET!!” 今田耕司と原万紀子の、全くやる気の無い「企画もの」デュエットソング。 歌番組で、今田耕司は棒立ちのまま、原万紀子もお座なりな振り付けという、 噛み合わないまま終わる、デュエットで…

寺山修司と阿佐ヶ谷とカフカ

劇団☆A・P・B-Tokyoの『狂人教育』をザムザ阿佐ヶ谷で観て来ました。 開演前から、舞台では目隠しをされたバレリーナが踊っており、 客席脇に役者が芝居をするスペースがあって、其処には矢張り目隠しをされたセーラー服の女子高生が眠っています。 女子高生…

蟲が蠢く

かつてのアングロサクソン人達にとって、蟲(ウォーム)という言葉には、一寸の蟲以上の意味がありました。 『蟲』は「蛇」や「龍」の意味にも使われていたのです。 スコットランドの古い記録に、 「リントウネの教区に、折しも『ウォーム』の形状を取りて現…

フォウ・ムラサメに……

最初から全く観る気が無かったので先日まで知らなかったのですが、 劇場版『機動戦士zガンダム』に登場する重要なキャラクター【フォウ・ムラサメ】を演じる声優が テレビ版の島津冴子から、ゆかなに変更になっていたそうです。 声優交代の理由として、 「音…