深沢七郎が昭和３５年に著した【風流夢譚】は、一夜の夢の如き不可思議な掌編ですが、 日本に左慾の革命が起きて天皇一族が惨殺されるという内容だったため。 大日本愛国党が抗議、党員であった１７才の男が、この小説を発表した『中央公論』の嶋中社長宅に…

大塚製薬【ザ・カルシウム】のＣＦ。 及川麻衣「お母さま、彼氏です」 彼氏「初めまして」 鰐淵晴子「あなた。女を顔とか胸とかで選んじゃダメよ」 彼氏「は？」 及川麻衣「お母さま！」 鰐淵晴子「顔とか胸とかで……。女は骨で選びなさい」 修行が足りないの…

【カストリ雑誌】は、我が国が大平洋戦争に敗戦し、大東亞共栄圏の夢破れ、王道楽土を築くことに失敗した直後の、 混乱した状況下において、発行された雑誌のことを指します。 内容は、エロ・グロ・ナンセンス三昧で、赤線などの色町探訪記事、猟奇事件記事…

フランスのアニメーション作家ルネ・ラルーは、その生涯の中で、3本の長篇アニメーションを監督しています。 初の長篇は、イラストレーターであり小説家でもあるローラン・トポールと組んだ 【ファンタスティック・プラネット】（原題は直訳すると【野蛮な惑…

【下品だけど笑ってしまう言葉】 『モンティ・パイソン』のテリー・ジョーンズ「いいオンナが ２ケ も居るじゃねぇか、いいパイオツしやがってよ〜」 『怪人アッカーマン』のアッカーマン「さーぁ！ねえちゃん、いい汗かこうや！」 『オールナイトニッポン』…

You Tube を視ていると、色々なことを思い出します。 タモリがホストとなり、ゲストを迎えて、歌やらコントやらトークやらを繰り広げるという、 現在のバラエティの礎を築いた【今夜は最高！】。 “ゲスト”は役者、タレント、ミュージシャン、漫画家など、男…

鬼才・楳図かずおの異色ロマン【イアラ】。 大和の時代から現代に到るまで、ただひとりの女を求めて、男は時空を超えて旅を続ける、 楳図かずおのロマンティックな側面が強調された異色作になっています。 【イアラ】という言葉は果たして、何だったのか。 …

ペヨトル工房は、1979年の『夜想／１号』を皮切りに、特異な視点と独特な企画で、 『銀星倶楽部』『ＥＯＳ』『ＷＡＶＥ』『Ｕｒ』といった雑誌を次々に創刊し、 様々な人たちに多大なる影響を与えました。 と同時に、これらの雑誌は次々に休刊となっていきま…

馴染みだったマッサージの女性が、先月、祖国へ帰ってしまいました。 店の人に聞くと、「タブン モウ カエッテコレナイ」そうです。 これも石原都政の余波でしょうか。 仕方無く、今夜、同じ店に行って別な女性に施術されましたが、全く気持ち良くありません…

本名：みのりかわ のりお 見ていて、ご気分が悪くなりましたら、御免なさい。 ……私も、胸糞悪いです…。

1993年、テレビ東京深夜の月曜から金曜の帯番組『モグラネグラ』。 電気グループが司会をしていた曜日があって、色々な滅茶苦茶をしていたのですが、 中でも、全裸の石野卓球が、階段を降りながら、アニメ『ドロロンえん魔くん』のエンディング曲を歌う様が …

みのり書房から発行されていた【月刊ＯＵＴ】。 1977年に創刊された後、編集長が変わる度に、その内容を大きく刷新し、 1995年、みのり書房の解散に伴い休刊となった時は、アニメ雑誌でした。 1977年11月号の特集は、“これが東京１２チャンネルだ！”。 『空…

1985年、『TAKARAファンタスティック映画祭』として誕生した、『東京国際ファンタスティック映画祭』。 この映画祭が、2004年を最後に、開会されないことになってしまいました。 主催者側は、“休止であって終了ではない”、“しばらくバカンスをとります”など…

昭和47年頃から、53年頃まで、主婦と生活社から発刊されていた【21世紀ブックス】シリーズ。 その中でも、特に人気が高く、その世代の人間の殆どが読んだであろう、石川球太氏の著作の数々は、 今見ても名作・傑作揃いです。 【冒険手帳】火のおこし方から、…

昭和39年、秋田書店より発刊された【◆少年のための◆忍者／忍法画報】 解説は、戸隠流忍者 第三十四代宗家 初見良昭氏。 巻頭に、初見良昭氏と、『隠密剣士』の“秋草新太郎”こと大瀬康一氏、“霧の遁兵衛”こと牧冬吉氏の鼎談付き。 ほか、【これが忍者だ】【忍…